2021年7月竣工(鴨川市)
建築面積 68.73㎡(20.7坪)
延床面積 68.73㎡(20.7坪)
専用住宅
家族構成:単身
傾斜地に建つこの家は、基礎をどのようにするかが課題となった。
北側の道路から約25度の傾斜で南側へ下り、前面道路も傾斜しているため、なるべく道路へ寄せて配置することと、奥行きを縮めることが目標となった。
基礎の土留めを兼ねる外周立ち上がりは2mの高さとなり、基礎内部は木軸で上部構造体を支えている。
基礎から上部の住居は910mm跳ね出している。
電気職方の施主はDIYを高いレベルでこなすため、電気工事・床壁天井の下地と仕上げ・建具・家具の全てを一人でこなした。
引き渡し直後から激変した完成度の高い室内の様子。以前住んでいた住宅に設置されていた造作家具や建具の移設を上手く進め、違和感なく納まっている。
LDKからは木製バルコニーの先に南側の絶景が望める。
個室の内装は実用性優先の仕上がり。壁は構造用合板表し、天井はジプトーン。
マルチモニターと趣味の道具が並ぶ。
既存住宅からの再利用の設備機器類。今まで住んでいた住居は解体されてしまうことから、可能な限り再利用したことが伺える。
大きな基礎内空間が収納スペースとして機能し、居住スペースのすっきりとした空間づくりに役立っている。
外観
内観