トツプページのNEWSでもお知らせしている雑誌「住む」に「大網白里の家」が紹介されています。夏の終わりに私たちも同行しました。中の様子はぜひ雑誌の方でご覧ください。
(森山)
こちらの自力施工も急ピッチで進行中だった。
階段の下地が出来上がっていた。
石膏ボードも7割が完了している。
こちらの現場にも助っ人がいた。
時間に追われているときには仲間の存在の有り難さを実感する。
キッチンは明日、仮置きする予定だ。
今日もおそらく残業していることだろう。
自宅の自力建設となると、こだわりが決断を遅らせてしまう場面が多いはずだ。
今の自分の結論でいいのだと割り切って前進するしかない。(菅沼)
こちらの現場にも時間と闘っている自力施工の施主(内装全般の職人)がいる。
床を張る前に天井の塗装を行っている施主。
自力施工ならではの施工手順である。
夕方、施主は近くの現場へ建具の調整に行くと話していた。(菅沼)
仕事を中断して行わなくてはならない自力建設は、時間が取れないことが最大の悩みになる。
足場が無くても施工できる範囲を残して、外部は終わっている。
施主が施工した外壁は、黒い縦縞の陰影がきりっと引き締まった印象を与える外観となった。
時間の制約の中、少しずつだが前進している内部の作業の様子。
この日は施主が不在だったが、何をしている最中かが分かる。
2階の隅にある大きなFIX窓から見た北側の景色。
良い窓になった。(菅沼)
昨日の「大網白里の家」です。
外壁の杉板が貼り終り、押縁作業に入ってました。
平坦な壁面に凹凸ができるだけで印象が変わります。
作業をしているのは施主のTさん。仕事と「家作り」の両立は時間との戦いです。(森山)
施主による外壁張りが始まった。
幅180mmの杉板を張り、幅45mmの銅縁で継ぎ手を押さえる。
180mmあった板幅も乾燥で5mm程度小さくなっている。
躯体の通り芯に従って割り付けた方が開口部の割り付けなどで苦労しないので、隙間を空けて張っている。
家の外観がどんどん変化していくので、楽しい作業である。(菅沼)
板の乾燥について。
購入したばかりの外壁用の板は完全には乾燥していない。
含浸系塗料を塗布する前に乾燥を少しでも進めるため、施主自ら吹抜けに板を立て掛けた様子。
家の中が杉の匂いで満たされている。(菅沼)
今週は「大網白里の家」の軸組検査がありました。
確認申請から変更になった部分があるので最新図面をもとに検査しています。
建物の面積や高さが変わると計画変更確認申請になり大事ですが、窓が大きくなったり、採光換気に影響のない窓がなくなった場合は完了検査前に「軽微な変更届」として書類を提出します。内部は電気配線も終わり、断熱材が入るのを待っている状態です。
2階から欄間を通してちょうど田んぼが見えました!
こうゆう計算無しの偶然に嬉しくなります。(M)
大網白里の家の外壁下地工事がほぼ完了した。
これはサッシをつける前の様子。
外壁下地として見えているのは大建工業・ダイライトMSの裏側である。
外壁に杉板を張るため、防火構造の認定を取得しているダイライトの採用となった。
構造用面材の認定も取得しているため、外周の筋違いは無い。
グラスウール断熱材の充填のためには都合が良い。
内部の間仕切壁には筋違いを入れている。
小窓には透湿防水シートをそのまま張り通して、サッシの到着を待っている。
屋根の上ではガルバリウム鋼板の平葺きが進んでいる。(菅沼)
野地板まで完了した上棟日の翌日にはルーフィングを敷ける。
ルーフィングには布にゴムアスファルトを浸透させたゴムアスルーフィングを採用している。
布が入ったものは強風にあおられてもタッカー留め部で切れにくい。
また、ゴムアスファルトは自己融着性に優れている。
外観の特徴となる出寸法6尺の軒と出し桁の様子。(菅沼)
大網白里の家の基礎コンクリート4週圧縮強度試験の記録。
この生コン工場の事務所1階に試験室がある。
左は水中封かん養生中の供試体。
右の圧縮試験機で圧縮する。
圧縮の荷重は3体共240kN辺りで止まった。
供試体の内部で破壊が起きて、応力が急激に減少する。
右は壁に貼ってあった荷重と応力の換算表である。
工事監理報告書に添付する写真を撮る。
右は骨材と水の見本である。(菅沼)
「大網白里の家」の上棟の記録。
午前8時、作業開始。
約1時間で2階床梁が入った。
2階床梁の上にプレカット済み厚さ24mm針葉樹構造用合板を敷く。
根太なしではなく、455mmで45×60の根太を入れている。
垂木が並べられていく。
野地板が敷かれる前の一瞬、塀串を立てた。
野地板が完了して、上棟日の作業は終了した。
深い軒が特徴となっている大網白里の家が姿を現した。
この家は内装大工職・多能工の施主が仕上げ工事を行う。
屋根葺き、外壁下地、アルミサッシ取り付けまでを当事務所が担当する。(菅沼)
明日の上棟に備え準備が進む「大網白里の家」の記録。
基礎が完了した様子。
土台敷きの様子。
配られているのは大引き。
米ヒバ土台がスクリューナットで固定されている様子。
土台以外のプレカット材が到着した。
捨て張り合板はシートで養生してある。
外部仮設足場が組まれたら、上棟の準備は完了である。(菅沼)
生コン打設の記録。
ここは10t車が入るため、3台で打設が完了する。
3台目で出荷量を調整する。
外周立ち上がりを同時に打設するため、最初に外周部の下部に生コンを詰め込んで、内部打設の間に硬化させる。
最初の均しにはこのようなコテが使われる。
立ち上がりの打設の様子・
下部からの漏れはほとんど無いのが分かる。
コンクリートバイブレーターを効かせ過ぎてはいけない。
受け入れの検査の様子。
生コンプラントの内部検査であり、公的検査機関によるものではないが、自主的に行っている。(菅沼)
上水道とガスの引き込みの様子。
道路を横断する工事では、当然、全面通行止めになる。
後ろにあるのは小学校なので、春休みに工事が行われた。
下水道ほど深くはなかったが、それでもこれだけ掘らなくてはならない。
300mmほどある鋳鉄管の上水道から取り出すための穿孔機が取り付けられている。
外された穿孔機の中身。
手前が上水道、奥がガス管。
四隅に挿している灰色のVP管はウェルポイントの排水管である。
U字溝の下をくぐってガス管が敷地内へ導かれた。
ウェルポイントから出る大量の地下水を側溝へ流しながらの作業である。
前面道路に埋設されている下水道の本管から宅地内への下水管を取り出す工事には、田舎の街ではあまり出会うことがない。
前面道路に本管が埋設されている場所は公共施設の近くなどに限られるからだ。
ここの下水管はかなり深いところに埋まっており、人がすっぽりと埋まってしまう深さだ。
穴の中に立っていても、この様になる。
新しい管が接続された様子。
小型のウェルポイントで排水しながらの作業である。
排水量はこのように、かなりの水量がある。
仮復旧が終わってしまうと、何事も無かったかのように、配管が立ち上がっている。(菅沼)
市街化調整区域に新築をする場合、「都市計画法第34条」の許可が必要になります。
都計法34条とは(市街化調整区域における新たな開発許可等の基準)というもので
土地の条件として下記の2点がクリアしてなければなりません。
◎申請地が市街化区域より1.1km以内であること
◎申請地が半径150mの範囲内に40以上の建築物が連たんしていること
40は余裕で超えてると思っていたものの実際にコンパスで150mの円を描いて数を確かめると数に入らない付属の倉庫だったり正面のアリーナの大きな敷地も影響して実はドキドキしたものです。
明日は瑕疵担保責任保険の「配筋検査」です。
本日「大網白里の家」の地鎮祭が執り行われました。
校庭で遊ぶ子供たちの声が聞こえる環境です。
Kちゃんのお友達がたくさん遊びに来てくれる家になるといいなぁ・・。
来週から工事が始まります。
北側にメタセコイヤの並木を借景にする「大網白里の家」の地盤調査を行いました。
スウェーデン式サウンディング試験です。測定結果(N値)は安定した地耐力がありました。いつもほっと胸をなでおろす瞬間です。(郁子)