冷蔵庫の上に棚板を取り付けたい場合、どうすればいいのだろうか。
これは可動棚で、取り外しが可能である。
この方法は簡単でスッキリと見える。
厚さ18mmの棚板を15mmのアルミアングルで支える。
下地の無い箇所の石膏ボードにはボードアンカーを使う。
全てホームセンターで購入が可能である。
改修工事の日の昼食を施主にご馳走になった。
野菜は全て庭の自家菜園で採れたもの。
同行した大工さんは弁当を持参したと言うが・・・
なぜか置いてあるiphoneの箱。
これが弁当箱だった!(菅沼)
使い慣れていると自分では思っている「丸のこ」、これの講習会に参加した。
5.5時間の講習である。
丸のこの安全についての前に、建設作業全般の安全確認がある。
高所作業の安全まで解説されている。
作業実技がある。
この表に従って指差し確認しながら2人一組で作業を実際にやってみる。
自己流で安全には留意しているつもりだが、講習を受けることでDIYerへの指導にも自信が付く。
(DIYerも受講することが望ましい。)(菅沼)
勝手口の外に置く踏み台の製作記録。
基本構造はウッドデッキと同じである。
樹種はサイプレス。
90×90と25×105をステンレスビスで組み合わせている。
組みあがると25kg位の重量になった。
コンクリートの踏み台はほぼ永久の耐久性があるが、犬走りコンクリートと同様に、建物外周に埋設されている配管のメンテナンスに影響が出る。
どちらを優先させるかという問題なのだが、ここでは木製踏み台を採用している。
置くだけのこのような踏み台なら、将来的に配管をいじる場合に有利である。
道具さえあれば自作も十分に可能である。(菅沼)
よく見かける水栓柱の塗装について。
庭先でよく見かけるこの水栓柱の材質はポリ塩化ビニルである。
この塗装には2液混合型ウレタン塗料のスプレー缶を使った。
一般品で価格を抑えながら、塗装で質感を変えることが出来る。(菅沼)
床の冷たさを回避する簡単な方法について相談を受けた。
この部屋は外部の下屋として作られていたところを部屋化したもので、床下の断熱材が無かった。この時期になると厚さ12mmの床板が外気で直接冷やされる。
この床下に外部から人が入れる部分は無く、どこかを壊さない限り下からの施工は出来ない。
そこで、断熱材とフローリングを置くだけとした。
スタイロフォームの厚さは50mm。
フローリングは改修工事などで発生した半端な枚数の物を寄せ集めた。
最近は半坪入りの梱包も見受けるが以前は1坪入りしかなく、トイレの改修工事などで出た色違いの半坪分が事務所に溜まっていた。
この寄せフローリングをするには、常に同じシリーズのフローリングを採用している必要がある。実(さね)の形状が異なるとフローリング同士を接合できないからだ。
これらの材料は床に置いているだけだが、ずれないように隅を両面テープで固定している。(菅沼)
DIYによるガーデニングで使われることの多い枕木について。
事務所の近所で販売されているこの枕木はJR西日本で使われていた物だそうだ。
太さや長さに少しばらつきはあるが、非常に重い。
実際に両手で持ち上げた感じでは45~50kg位だ。
軽トラックでは8本程度が限界と思われる。
端部の割れを防ぐために、木口には幅20mm程度の鉄の輪が打ち込まれている。
犬釘が打ち込まれたまま残っている物もある。
382mmの丸のこを使って切断しているところ。
枕木の厚みは120mm位なので、この丸のこで一発切断できる。
材料が重いため、作業台の設置には気を使う。
樹種はケンパスだろうか。切断面を見ると綺麗な年輪が見える。
重さとクレオソートの強い臭いのため、トラックを持っていないと自力運搬は難しいだろう。(菅沼)
電気職人のDIYによる改修工事の様子。
職人不足と言われているこの業界では、どの職種でもとにかく忙しい。
建設職人として知識も経験もあるのに、時間が取れない。
そんな中でも何とか自分で自宅を改修しているのがこの現場だ。
改修前は総板張りの内装で、山小屋のような感じだった。
壁には石膏ボードを張り被せ、白いAEPで塗装をしている。
平天井部分は根太天井にそのまま塗装を施している。
この仕上がりはDIY改修独特のいい感じを醸し出している。
新築でプロ側がこれをやることは、特別に依頼されない限りないだろう。
電気職人の施主ならではのこだわりがこれ。
マイナスのねじを見せるレトロなプレートがさりげない存在感を持っている。(菅沼)
DIYで何かを作ろうと考えた時に、需要が高いがハードルも高いと思われる作業の一つに「板材の切断」がある。
これは厚さ25mm・幅500mm程度の集成フリー板(カウンター材)を切断している様子である。
写真左の丸ノコ定規は、厚さ5.5mmのベニヤ板をベースに、厚さ12mmの真っ直ぐなベニヤ板を中央に張り付けて作っている。
丸ノコのベースに沿って直線を出す中央の定規さえ用意できれば、これはDIYでも製作は可能だ。
クランプで固定すれば、切断中に定規がずれる心配も減る。
プランプはハンドルを下にすれば、丸ノコのモーターが当たることもない。
右の写真は丸ノコをセットしたところ。
丸ノコごとにベースと刃の位置関係は変わるので、定規は複数の丸ノコで兼用することが出来ない。
写真左は丸ノコの刃の先端の拡大である。
これから材に刃が当たって切断が始まる。
切り墨に定規を合わせることで、定規通りに板材が切れる。
右写真は、切断が進んでいく様子を後ろから見たところ。
切断が最後に近くなったら丸ノコの移動速度を速めて、材が自重で割れだす前に切り落としてしまう。
板材を丸ノコで自由な寸法に切れれば、DIYの可能性が広がる。(菅沼)