リビング・ダイニングは併せて14畳は必要になります。ソファと4人掛けのダイニングテーブルを置いて少し余裕がある大きさです。10~12畳で抑える場合はソファを置かずにダイニングテーブルで寛ぐように計画します。重心が低く、肘掛けの付いた椅子などを選ぶとよいでしょう。
キッチンは4畳半くらいにすることが多いです。幅2250㎜の I 型キッチン(流し台)と食器棚兼家電置き場、冷蔵庫が置けます。パントリーを設ける場合、さらに1畳が必要になります。
夫婦や親子2人でキッチンに立つ場合、流し台と背後にある食器棚の間が1m以上あると行き違いができます。それには短手方向で2730㎜以上が必要になります。
キッチンに関する要望として多いのが、料理の最中に子供が見えることと、リビングのテレビが見えること。それを踏まえて最近は半分閉じたキッチンが増えています。キッチンのなかは見えないが視線は通るというかたちです。小さい子供がいる場合、流し台は対面型の配置(ダイニングテーブルと向かい合わせ)となります。一方、リビングとダイニングはつながっていることがほとんどです。