Q&Aに出てくる用語の解説


■制度に関する用語

フラット35

長期固定金利型の住宅ローン「フラット35」。利用するために性能や仕様などの条件を定めている。長期的な金利変動リスクがなく、安定した返済計画が立てられる。一方、初期手数料が高い

 

耐震等級3

建築基準法で定められた最高レベルの耐震性能。この水準に耐震性能を引き上げても費用はそれほど掛からない。耐震等級3を取得すると火災保険料の割引がある

 

耐風性能等級2

建築基準法に基づく最も上位の耐風性能の等級。台風などの強風に対する安全性が高い

 

HEAT20

HEAT20は住宅の断熱性能向上を目指した技術指針で、以下のランクがある。G1グレード: 断熱性能の基本レベル、G2グレード: 高い断熱性能、G3グレード: 最も高い断熱性能

 

断熱等級5

断熱等級は日本の住宅における断熱性能を評価するための基準。2022年の法改正により、断熱等級が1から7まで規定。断熱等級5はZEH基準や認定低炭素住宅に相当する断熱性能。コストはそれほど掛からない

 

断熱等級6

HEAT20 G2グレードに相当する断熱性能。コストは高めになる

 

断熱等級7

HEAT20 G3グレードに相当する断熱性能。現在考え得る最高水準の断熱性能。コストはかなり高くなる

 

認定低炭素住宅

断熱等級5程度の性能の住宅に高効率給湯器、太陽光発電、断熱性の向上など、低炭素化に寄与する技術を導入したもの

 

ZEH住宅

一次エネルギー消費量を大幅に削減した住宅。断熱性能をHEAT20 G1〜2程度に高めて、太陽光発電などを用いて自家発電を行う