当社の場合、費用対効果を重視しているので、多くの家は4角形の総2階で屋根は切妻か片流れです。家のかたちについては、これらの組み合わせが前提となります。極端に個性的なかたちはコスト上の理由で対応していません。
家のかたちについては玄関やカーポートを下屋として付属させるなど、コストを上げないで変化を付ける方法があります。当社の過去の事例集を見て頂き、気に入ったかたちがあれば伝えて下さい。間取りと一緒に検討します。
屋根は軒やけらばをどのくらい出すか、軒裏をどういう材料で仕上げるかなど、細かい点を変えると印象が変わります。やや専門的な話になりますが、興味のある人は当社の事例集のほか、インターネットで屋根の事例を探して研究して見るとよいでしょう。好みのかたちがあれば伝えてください。
外装材は金属サイディングか木板張り、屋根材はガルバリウム鋼板となります。素材の数は少ないので、木板や金属サイディングの張り方向や色などで変化を付けます。細かい点でいうとサッシの色なども選択できます。
家のかたちや外装材に関しては「当社の家づくりQ&A」を見ていただくと参考になるでしょう。
Q21で述べたようにプラン提案には予算厳守のプランとあえて予算オーバーにしたプランがあります。プランは2種類提出するため、片方は予算厳守、片方は予算オーバーのプランとすることも多いです。予算オーバーのプランのよいところを抽出して、予算厳守のプランに加えることもよくあります。多少の予算追加で確実な効果が得られます。
予算厳守、予算オーバーどちらのプランも価格だけを下げる(金額をまける)ことはできません。価格を下げる場合、家を小さくしたり、材料や設備のグレードをさげたり、扉や収納棚を取りやめたりする必要があります。
実際にはこの段階では材料を変えてまで予算を調整する例は少数です。コストに関しては、予算オーバーとなる要素をどこまで取り入れるか(削るか)を検討することが多くなります。細い予算調整は契約間際に行います。
プラン提案の後、当社と家づくりを進めるかどうかをゆっくり検討してもらいます。検討用に作成した資料はすべて差し上げています。
ほかに検討している工務店がある場合、プランを比較をするのもよいでしょうか。また、プランの内容で気になることがある場合、メールなどで質問を受け付けています。
多くの場合、2週間ほど経過したころに見込み客施主からメールがきます。家づくりをさらに進める場合、前回の打ち合わせに加えて変更したい点を教えてもらいます。それらをもと修正案を作成します