建物内上部は、空間を広く使えて梁を見せられる屋根断熱(垂木間充填)としています。
H28省エネ基準程度のときは155㎜厚、認定低炭素程度のときは200㎜厚、HEAT20のG3相当のときは320㎜厚となります。
建物下部はHEAT20のG3程度に高断熱化するときを除いて床断熱としています。
押出法ポリスチレンフォーム50㎜厚。
基礎職人によっては基礎断熱材を一発で打ち込めないことと、基礎断熱とセットになる床下エアコン・床下循環装置は総合的に見てコストが掛かることが理由です。
HEAT20のG3のときに行う基礎内断熱はスタイロエースⅡ50㎜厚を使います。
ベース部分への折返しは必要な場合以外はしていません。
H28省エネ基準と認定低炭素住宅程度の性能の場合、アルミ樹脂複合サッシ+Low-Eペアガラス(LIXIL:サーモスⅡH)もしくは樹脂サッシ+Low-Eペアガラス(YKKAP:APW330)で性能を確保できます。
HEAT20におけるG3相当にするときは、より断熱性能の高い樹脂サッシ+Low-Eトリプルガラス(エルスターX・APW430など)を選択することになります。
トイレや浴室の換気扇と自然給気口による第3種換気がほとんどです。
一部の事例でパッシブ換気を採用しています。
うまく機能しているとの施主の話を頂いています。
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