在来工法を採用し、一部2’×4’工法の考え方も取り入れています。
フラット35に対応することを踏まえて、国産スギの柱とヒノキの土台、ベイマツの梁を基本仕様としています。
なるべく単純な架構にして、効率のよい梁の掛け方になるように工夫します。
その上で屋根断熱にして架構の一部を室内側に見せています。きれいに見えるように部材断面やピッチを揃えることを心掛けています。
架構の計画は意匠設計の一部と捉えています。
耐震等級は品確法における等級3、耐風性能は等級2を基本としています。
ウィークインホームというCADで耐震性能や耐風性能を確認しながら意匠設計を行います。
吹抜けの配置や大きさによっては耐震等級2に留める場合もあります。
現在(2021年4月)は基準法の軸組計算による検証を行っていますが、今年度中に許容応力度計算プログラムを導入する予定です。
当社の最低ラインの断熱性能は省エネ基準(H28年)としており、多くの住宅がこの基準に相当しています。
その上の断熱性能にするときは認定低炭素住宅、その上はHEAT20におけるG3相当で、少数ですがそれぞれに実績があります。
どの性能にするかは建て主の予算とご希望の優先順位で決めています。
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