Q25:低予算でも高品質な家を建てることが可能ですか?

十分に可能です。高断熱高気密工法を採用し、断熱等級5程度の建物が建てられます。実家やアパートに比べると、遥かに快適な住環境を提供できます。まずは家の大きさを可能な限り小さくし、間仕切りを減らしたワンルーム型のプランにします。その上で規格材を無駄なく用いた合理的な骨組として、シンプルで機能的な外観やインテリアのデザインでまとめます。施工面では工期が短くなるように各工事の順番などを段取り、廉価な材料を手間の掛からない方法で施工。DIYを取り入れることでさらにコストを削減し、予算内で建て主の個性を反映した住まいを実現します。

Q26:コストを抑えつつ高品質な内外装は実現できますか?

外壁には廉価なガルバリウム鋼板やスギ板張りを採用し、コストを抑えつつ耐久性と美観を両立させています。また、内装は建て主のDIYによる漆喰を壁や天井に塗り、廉価なスギ板を床や天井に張ることで、高品質な仕上がりをリーズナブルに実現しています。

Q27:コストを抑えて高性能住宅を建てることはできますか?

ある程度はコストダウンできます。まず費用対効果の高い廉価な断熱材を選定し、合理的な施工を行っています。具体的には床や壁、天井の断熱には廉価な高性能グラスウールを用いて、付加断熱には施工しやすい発泡プラスチック系断熱材を用いています。冷暖房には機器が安価で光熱費も割安なエアコンを用いて、長期的な運用コストの削減を図っています。

Q28:コスト管理はどのように行われていますか?

設計時に詳細な見積りを作成して、何にいくら掛かるのかを分かりやすく表現しています。設計段階で過去の実績データや職人に見積りを取って、工事ごとのコストを正確に積算しています。必要に応じてコストレビューを実施し、予算オーバーを防ぐための調整を行います。予算内で最大限の価値を提供するため、現場では効率的な施工手順と資材調達を行って、設計時に積算した工事ごとの予算の厳守に努めます。コストがかかる部分は工夫して調整し、必要な部分に予算を集中させます。また現場では出来高を把握し、予算の使途を明確にします。