アルミ樹脂複合サッシ+Low-Eペアガラス(LIXIL製サーモスⅡH等)もしくは樹脂サッシ+Low-Eペアガラス(YKKAP製APW330等)が多く採用されます。
どちらも価格帯が近い物です。
サッシ枠の見付けの太さ、ガラス面積の違いによる日射取得率の違いなどにそれぞれの特徴が見られます。
省エネ性能だけでなく、使い勝手や意匠上の理由を優先して選ぶこともあります。
コストダウンを図るために、まずは既製品の採用を考えます。
本数も必要最小限の3本程度に減らします。
内壁の仕上げはDIY漆喰塗りや漆喰に近い仕上がりのクロス貼りが多いため、既製品の白色の枠に白色のフラッシュ戸として、すっきりとした印象に仕上げることをめざしています。
枕棚やハンガーパイプ、納戸のなかの細かい棚などは大工造作でつくります。
材料は、主にアカマツの集成材フリー板25㎜厚を使います。
洗面周りの収納も大工造作が多くなる傾向があり、このほかカウンターを大工造作でつくることもあります。
扉や引き出しが付く収納は費用対効果が悪いので避け、箱物家具は既製品を推奨しています。
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