浴室とトイレが改修中では、当然ながら宿は営業出来ない。
空いた時間を使って、改修している水周りの内壁漆喰塗りと、傷んだ外壁材の張替えをオーナーのDIYで施工した。
漆喰を練る。
養生をして、塗る。
水周りはスペースが狭く、細かい壁が多い。
終わると雰囲気が一変する。
古い板を剥がすと、防水紙がなく、板を間柱に直接張ってあった。
まずはタイベックを張り、胴縁を取り付ける。
施主が塗装した12×180の杉板を30mmずつ掛けながら張り上がっていく。
長年の地盤の沈下で基礎が傾斜しているため、水平を出して確実に合わせていくことが難しかったが、施主はDIYに慣れていることもあり、あっという間に仕上げてしまった。(菅沼)