なぜ木下地を選択したのか?
施工のしやすさが一番の理由になる。
造形のしやすさ、材料の搬入のしやすさ。
もう一つは、軽いことが挙げられる。
解体で搬出したガラは2.5t。
地盤の沈下をこれ以上進めるのは出来る限り避けたかった。
浴室内の床の段差を作っている様子。
コンクリート平板の上に鋼製束、プラ束、木製パッキンなどで高さを調整して大引きを支えている。
浴槽の底、洗い場の床、脱衣場の床、と3つのレベル差がある。
もう一つの浴室の様子。
地盤の沈下で傾斜した廊下の床の高さに合わせて、各部屋の入り口の床レベルを決めた。
床が決まると、先が見えてくる。(菅沼)