「鶴舞の家」根伐

根伐が始まる日の記録。

まずは遣り方から。

傾斜した場所にある土地は、周りの景色から水平の感覚が影響を受けて、敷地が実際よりも高低差があるように見えてしまう。目測は当てにならない。

 

前面道路から車を入れなければならないから、縁石から設計GLが決まる。

同時に「がけ条例」に抵触しないように、道路との高低差が最大でも2mを下回らなければならない。

土地の形状の設計は造成時に決まってしまう。

「がけ」にならないよう、道路との高低差が2m以下で納まるように造成されていることが多い。

この土地も2mぎりぎりの設計である。(菅沼)