房総半島南端・大山

3日~6日が連休としてはいたが、山積みの仕事を残していて全く気が休まらない。

仕事をしている方がまだ気が休まるように感じるのだが、煮詰まった気分を変えるために大型連休最終日に無理やり近場へ外出した。

 

目的地はその日の朝に決めた館山市の大山、標高193mである。

自宅から外房の海岸線に沿って車で2時間半走ると、この南端の山の麓・坂田(ばんだ)に着く。


坂田の海岸にある駐車場から見た浦賀水道。


駐車場から見た大山。写真の右1/3位の奥に山頂が見える。


この登山道入口は、ガイドブックが無く道標も無かったとしたら、自信を持って入って行けるとはとても思えない。あまりにも目立たない入口である。


少し歩くと、竹の中をくぐるような道になる。


すぐにマテバシイの樹林になる。

山頂までは約40分。頂上付近だけ展望がある。


頂上の180°パノラマ写真。ここが海に突き出た部分であることが分かる。


房総半島南端にはマテバシイが原生している。

これは帰路に撮影したマテバシイの巨木。典型的な樹形をしている。

この辺りの照葉樹林を形成している主要な木である。(菅沼)