都心の新橋で開かれていた「小屋展示場」を見学した。
私が行った日はちょうど台風18号と19号の合間だった。
今時の「小屋」という言葉に込められた概念は、「住宅ではない」という主張のようだ。
全部自分の意思と責任で建てるのだから自由にさせて欲しい、という根源的な欲求を思い出す。
構造強度・断熱性能・確認申請・・・
自分の仕事としては逃れることの出来ない現実も、同時に思い出している。
自分ではこういう発想は出てこないなぁ、という小屋がこれ。
最高高さ1500mm程度のこの小屋は、3’×6’のランバーコア1枚の上に載せられている。
この小さな部屋に寝そべると、意外にも居心地が良い。
ここの窓から外の台風を見るのは楽しいだろう。(菅沼)
コメントをお書きください