最近おこなった、畳からフローリングに張り替える改修工事。
これが畳を取り去ったところの様子。
荒床下地が見えている。
畳下地においては、床束の上に3寸角の大引@910、1寸5分角の根太@455、厚さ4分×巾6寸の杉板、と言う構成が一般的である。
一般的、と言うのは、設計屋が何も言わなくても大工はこう作る、という意味である。
畳の厚さ60mmを利用して、断熱材を入れる。
撤去した畳はスタイロ畳だった。これが断熱材の代わりになるということで、多くの場合は床下に断熱材が入っていない。
畳の中のスタイロフォームは30mmで、これと同じ厚さのスタイロフォームを30×40の根太の間に入れることとした。
畳を分解してスタイロフォームを取り出せば材料費は浮くが、手間を考えて新規のスタイロフォームとした。
根太30mm+捨て貼り合板12mm+フローリング15mm=総厚さ57mm。
捨て貼りが終わったところ。
この上にフローリングを張る。
畳寄せに密着させながらフローリングを張るのはなかなか難しい。(菅沼)
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