〔DIY〕杉板の箱・2

この杉板の厚さは12mmなので、組み立てには細軸ビスを使うことも考えられるが、より簡便な方法として接着剤併用のタッカー留めとした。

左写真は肩幅4mm、長さ22mmのステンレス製ステープルである。

足の長さは少々足りないようにも思うが、実際に使ってみると結構しっかりと固定できる。

板の反りを手で矯正しながら留め付ける。

 

DIYでエア工具をどれだけ揃えられるかという課題はあるが、このような薄板を使っての工作には重宝する。

安価な既製の家具にもタッカー留めは多用されている。

 

収納棚の中に納めてみたところ。

中央は無印良品のケースで、これに高さを合わせているところがコツである。

 

今回は事務所にある半端材で箱を作ってみた。

新規の材料で作っても汎用木材を使っているため、材料費は格安である。

廃物や半端材の利用は、安さだけではなく、特別な楽しさがある。(菅沼)