これは厚さ12mm×幅180mmの杉板を使った箱。
このサイズの板は野地板に使われることが多いため、「野地板」という名称そのもので売られていることも多い。
バンドで5~10枚が結束されて一束になっており、製材所で乾燥期間なしの引きっぱなしである。
購入してすぐにやることは、壁に立てかけて板を乾燥させることである。
乾燥がある程度進んだら、例によって自動カンナ盤に掛けて表面を削る。
乾燥の時に極端な反りの生じたものは、箱の材料としては使用できないのではねる。
写真中央は、木端を手押しカンナ盤で削っているところ。
表面が綺麗になったら、所定の長さに切断する。(菅沼)
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