出荷を終えた生コン車のミキサーは、すぐに洗浄しなければ内部に付着したコンクリートが固化してしまう。
この洗浄時に出る廃棄物はどうなるのだろうか。
左の写真で、樋の中にミキサー内部の洗浄水を、ミキサーを逆回転させて流す。
骨材とセメント混じりの水をまず分離するのだ。
右の写真で、右側のドラムは回転しながら、流れ込んできた骨材入りセメント水を水と骨材に分離する。
粗骨材と細骨材はこの時に同時に分離される。
左側の建物の下にある山は、最終的には廃棄されるセメントの残渣である。
左の写真は分離された粗骨材と細骨材である。
これは再利用される。
右の写真は、セメント混じりの水が回収される水槽である。
左の写真ははセメント混じりの水を撹拌する装置と水中ポンプである。
左側の建物内でセメントを漉し分けて、水は回収されて洗浄に再利用される。
右の写真の左側に回収された水が写っている。
漉し取られたセメント残渣は、分離されたものの中でこれのみ産業廃棄物として埋立地に廃棄される。
混ぜ合わせたものはこのように分離されていた。(菅沼)
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