風景になじむ建物

近所のコンビニで一服した時に、そこの駐車場の柵越しに見えた神社。

木造建築物の外観印象を決める寸法要素は、大きさが決められた平面に対しての軒高・軒の出・屋根勾配である。

住宅であれば、窓などの開口部の位置が、特に軒先との高さ関係で重要になる。

細かいところでは、軒先そのものの寸法も重要だ。

そこを少しでも他人にいじられると、もう自分の設計ではないような気がする。

 

素朴な建物ほど、意図した寸法が必要になる。(菅沼)