鴨川の家・外壁張り

鴨川の家の外壁板張りの様子。

施主による塗装済みの杉板(12×180×3640)を、30mmの重ね代で横に張る。

ステンレススクリュー釘を使用して固定する。

釘を打つ位置はいろいろ考えられるが、

・中間の一枚だけでも張り替え可能にすること

・板の幅方向の伸び縮みによる割れを防ぐこと

この2点を満たすために、板が重なっている部分の上10mm程度のところ1枚のみに釘を打っている。

つまり、下になる板を上の板で押え付けるようにして固定して、板の変形を拘束しないようにしている。(菅沼)