この家では、屋根断熱材には厚さ200mmの羊毛を選択している。
羊毛は水分を含んでも溜め込む性質が少ないため、外側の通気層が確保されていれば結露しても水分が排出され易い。その性質により、外壁では防湿層が不要なほどである。
認定によれば、天井に関しては防湿層が必要となり、この後にデュポン社製「ザバーン」を施工する。
勾配天井の板が張られた様子。
杉の相ジャクリ板を38mmフロアネイルで留め付けている。
ここで、火打ち梁がある場合には付近の納まりが難しくなる。
この家では火打ち梁のある三尺幅の部分を水平天井として、天井板との絡みを逃げている。(菅沼)
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