天竜地区の杉伐採地見学の記録。
天竜川の下流の様子。ここから海までは20km位だろうか。
見学する予定の伐採箇所は、さらに10kmほど遡った所にあった。
案内して下さった方の話によると、これは天竜地区の「入り口の入り口」とのこと。
面積の広さは、実感できる範囲を超えているようだ。
道路から外れて50mくらい上ると、杉林の中に立ち入った感じがする。
伐採、と言っても「間伐」なのだそうだが、数本の杉が伐り倒されている。
葉枯らし状態の倒木に近づくと、杉の雄花が付いていた。
すぐ隣には持ち主の違う山がある。
杉の密度や太さが、ある境目から全く異なった様相を呈している。
基本的には山側へ倒すようだが、周囲の状況ではこの木の様に谷側へ倒すこともある。
近くに2mの尺杖が置いてあった。
この木には玉伐りのための墨が付けられていた。
切り株はそのまま腐っていく。(菅沼)
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