先日、原木市場を見学させてもらった。
こうした光景を見るといつも、「まな板の上の魚」を思い浮かべる。
これは刺身になる前の姿だ。
これは素晴らしい。千葉県でもこのような木が生産されている。
これが刺身になった姿だ。
こうした「結果」を見ることは可能だが、ここにいたるまでの過程を私は知らないままだ。
山から伐り出されて、どういう人たちの手によってここまで流れてきたのか?
現在の材木流通は、消費者にとって不透明であるがゆえに回転を続けることが可能な商売ということでもあろう。不透明さは常に残り、共産主義国家でもない限り商売には隠し事が付きまとうことなど誰でも知っている。
原木の価格が暴落していることはNHKの番組で知った。
しかし、外材よりも高価なら、私は仕事として国産材を選択出来ない。
ドイツの林業はお手本となるようだが、私は傍観しているしかない。(菅沼)
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