解体工事

内部の壁の解体が行われました。

土壁の下地として使われていた竹の小舞です。

 

解体した壁には間渡し竹を差し込む穴がありました。

この間渡し竹と貫に割竹を縄で編みつけると上の写真のような竹の小舞になります。

小舞に土を塗りつけ乾かす作業を何度も繰り替えし、壁の下地を作っていきます。

築40年ぐらいの建物と思われますが、労力と時間の費やし方は昨今の建物とは比較にならないものがあります。(光治)