ウッドデッキのつくり方ではいつも迷う。
日本の大工が得意とする複雑な加工の仕口は、接触面で保水してしまうため、かえって耐久性を落としてしまう。
そこで、ステンレス製のビスを用いて、単純な突きつけを基本と考えている。
まずは沓石の下の砕石を敷き、ハンマーで填圧する。
沓石の高さはさほど気にせずに設置して、束の高さで水平を出す。
今回は38×175の根太で束を挟み、90mmのSUSビス2本/箇所で留め付けた。
床板は25×140で、根太間距離は約600mmである。
樹種については「サイプレス」を採用している。
20年後にどうなっているのか、自分自身でその耐久性を確認したわけではないのだが、価格と耐久性の「予想」からこの材に決めている。(菅沼)
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