鉄筋工事が進む睦沢の家。
配筋のピッチや鉄筋径は、建築基準法だけでなく瑕疵担保責任保険の仕様書でも決められている。通常はこの保険の仕様書で決定されることが多い。
私達の事務所では、経営期間が5年未満であるため、建設業許可を取得することがまだ出来ない。
そのため、
1: 床面積が150㎡以下の木造住宅
2: 総工事費1500万円以下の一式請負
上記のどちらかに請負は限定される。
事務所創設から現在までのところ、私達が請け負った住宅は全てこのどちらかに該当している。
瑕疵担保責任保険に入ることは、一般的には義務と考えられている。
しかし、この保険に加入するのが義務になる場合というのは、建設業許可を取った業者が建設する場合に限られている。
ゆえに、現在の私達が建てられる住宅では、瑕疵担保責任保険に入ることは施主の任意となる。
この家では、
「建築基準法施行令第38条」 「平12建告1347号第1 3」
に従って基礎仕様を決定している。
これは現場で使用されている「鉄筋カッター」。
この機種はφ16mmまでの鉄筋を切断するのに用いられる。
先端の刃によって「せん断力」で鉄筋が切断される。
こちらは手動で鉄筋を切断・曲げる道具。
「鉄筋カッター付きベンダー」と呼ばれているようだ。
このようにして鉄筋が曲げられる。
職人の手作りの家である。(菅沼)
コメントをお書きください