軸組み加工の依頼を出しているプレカット工場の様子。
広大な敷地内に入ると、まず目に入るのが加工済みの材料のエリア。
出荷のタイミングを待っている。
クレーン付きの大型平ボディトラックが時々通る。
工務店の2トントラックも見える。
敷地の奥には、これから加工される材料のストックヤードがある。
材料に印刷された文字から外国で製品化されたと分かる材料が、パッと見でも半数以上だろうか。
広い加工場の中は整然としていて、埃っぽさが全くない。
集塵機の吸気音とルーターの切削音が響いている。
時々フォークリフトが場内に出入りしている。
作業している人は少ない。
これが仕口を加工するルーターの先端。
工場の加工ラインは、工場長に案内してもらった後にしばらく見ていると、何をしている機械なのか、材料がどうやって流れていくのか、分かってくる。
横架材の加工ラインから米松の桁が出てきたところ。
番付が振られた後、上端・下端の加工、両側面の加工、継ぎ手・仕口の加工の順に進んでこのような状態で出てくる。
この工場は、プレカット工場の中ではどちらかというと大工の作業場に似ている工場ではないだろうか。加工ロボットが稼動しているという感じではない。(菅沼)
コメントをお書きください