2023年2月(山武市)
建築面積 72.49㎡ (21.93坪)
延床面積 75.52㎡ (22.85坪)
専用住宅
家族構成:単身
工事記録はこちら→ブログ「蓮沼の家」
この家の内装は施主により仕上げられた。
施主がおこなった工事は、杉フローリングとクッションフロア張り・内壁石膏ボード張り・壁漆喰塗・キッチンパネル張り・階段製作・キッチンと洗面台の購入取付・薪ストーブ設置・クリーニング、が主なもの。
現在は遠方(神奈川県)に住んでいる施主が週末に通ってのDIYは、引き渡しから約5年に及んだ。
土地を購入してからパワーショベルで開墾する作業も施主がおこなった。
施主がSPFの2’×8’を使って製作した階段で2階へ上がり、吹き抜けを見下ろす。
吹き抜けがあるため、単管を使って足場を組み、移動させながらの内壁施工だった。
雑木林を切り開いた土地なので、薪の調達には困らない。
1階の個室には畳が敷き込まれている。
押入の中に吸気口を付けた床下点検口があり、ここから室内空気を中間ダクトファンで床下に導く。
基礎断熱で気密を保たれている床下の空気は薪ストーブがある土間に面した上り框下の通気基礎パッキンから室内に戻り循環する。
この土地への上水道の供給は無く、8mの深さの井戸水で生活用水を賄う。
太陽光発電パネルがあり、インフラが遮断されてもなんとか自立した生活が営める。